実践者が語る、食と暮らし12
My Macrobiotic Life
Students’ diaries from cooking school LIMA
クッキングスクール リマ 受講生ノート
【第12回】岩田 恵理子さん

Profile
岩田 恵理子/アドバンスII受講中。東京在住の会社員。
食べることと旅行が大好き。


マクロビオティックの
生き方を実践し、伝えていきたい
ベーシックコースを修了し、いよいよアドバンスコースへ進級すると、世界がより広がったような感覚がしました。アドバンスⅠのテーマは『伝統的なマクロビオティック料理を学ぶ』です。今までまったく知らなかった料理、たとえば玄米クリームや時雨味噌、鉄火味噌、ショソンなど、さまざまなものを学びました。
つくってみると、とても時間がかかり、大変な作業だなと思う料理もありました。受講生仲間の皆さんとも、「こんな風につくられているなんて驚くね」と話していましたが、先生の説明を くと、やはりその手間ひまをかけること、そしてつくる人がエネルギーを込めることが、自分自身や誰かの元氣につながるんだとよくわかりました。
学ぶなかで、もっと早くマクロビオティックに出会っていたら……と思うことも多々ありますが、今からでもやっていこう、そして身近な人へも、少しずつでいいから、マクロビオティックという生き方があることを伝えていこう、という氣持ちが湧きました。私の話を聞いて、家族や友だちが少しずつ玄米菜食中心の料理に興味をもってくれていることを感じます。まずは必要な人へ、その存在が伝わりますようにと、本当に思います。


講義回ではさまざまな陰陽の考え方を学びましたが、私のなかで衝撃だったのが、『この世界のすべてのモノは、さまざまな陰陽の組み合わせで成り立っている』ということでした。それまで食材や調理法を陰陽で考えることはあっても、万物・宇宙にまで思考を広げたことがなかったので、本当に衝撃的で、「面白い!」と思いました。
ただ、陰陽を考え始めると、複雑になって混乱することもたくさんあります。でもまずは大きく捉えておいて、自分たちが受ける影響はどんなものかと考えること、そしてどう調理したら今の自分たちに合う、よい影響を与えてくれる料理にできるのか、それを考えて実践していくことが、難しいけれど楽しく挑みがいのあることだなと思います。
クッキングスクールリマでは受講生を随時募集中!
詳しくはHP(https://lima-cooking.com)をご参照ください。
My Macrobiotic Life
Practitioners talk about food and lifestyle
実践者が語る、食と暮らし

食は何よりも大切
Vol.12 クッキングスクール リマ認定インストラクターコース受講中 久保田ちはるさん


出会ったマクロビオティック
食生活を深めるために探し、
私が食の大切さを知ったのは高校1年生のときでした。当時の副担任の先生が、折に触れ、そういう話をしてくださったからです。食品添加物の怖さを知ったのもこのときです。
料理を始めたのは高校2年生のときで、友だちの影響でお弁当づくりを始めたのがきっかけでした。友だちとおかずを交換したり、お菓子をつくって、あげたり、もらったり。料理の楽しさも知りました。
社会に出て、食がおろそかになる日もありましたが、結婚・出産をして、再び食の大切さを痛感するようになりました。娘が小学6年生のときにアトピー性皮膚炎になったのも大きく影響していると思います。とてもよい医師に巡り合い、年月はかかりましたが、和食生活と保湿で改善したのです。
その娘も大学生になり、家で夕飯を食べる日が少なくなると、夫婦ふたり分の食事をつくることが億劫に感じるようになりました。しかし食の大切さを知っている私は、それではいけない!ということで、刺激をもらうために料理教室を探し、そうして出会ったのがマクロビオティックだったのです。
習って実践していくうちに、身体がどんどん楽になっていくのを感じ、楽しくなっていきました。私は高校生の頃から頭痛もちだったのですが、今ではほとんど痛くなることはありません。いつの間にか改善されていたのです。


勉強は続く
講師になった現在も
こんなにすばらしいマクロビオティックにずっと関わっていたいと思い、私が尊敬してやまない大島弘鼓先生にお願いして、クッキングスクール リマ名古屋校のアシスタントを務めさせていただくことになり、勉強させていただいておりました。そして今では、この私が講師を務めております。皆さんと料理をしている時間がとても楽しく、一緒に学ばせていただいております。まだまだ微力ではございますが、一日も早く大島弘鼓先生に近づけるよう、日々精進してまいります。
私がいちばん大切にしていることは、自分の身体の声に耳を傾け、バランスを取るようにしていることでしょうか。そしてバランスを崩しそうだと感じたら、マクロビオティックの基本食をつくっていただくようにしています。そうすると身体が整うと感じるのです。
そのことに気づいたのはアシスタント時代、初級の授業でつくられたメニューをいただいたとき。この頃、自分の食事はマクロビオティック食で、ジャンクフードは食べていませんでした。でも、ときどきはダークチョコレートや甘いものを食べていましたから、それが原因だったかもしれません。
マクロビオティックは本当にすばらしい食事法です。私はこれをひとりでも多くの方に伝えたいと思っています。今は自宅や、近くの景色のいい素敵な場所で教室を開催しています。生徒さんはまだ少人数ではありますが、ずっと続けていきたいと思っています。
Profile
久保田 ちはる さん
くぼたちはる/岐阜県生まれ。娘のアトピーがきっかけで和食生活開始。その後クッキングスクール リマ名古屋校に通い、マクロビオテックのすばらしさを実感して実践する日々。名古屋校にてアシスタントを務めたのち講師となり、現在に至る。
Instagram@ouchigohan88

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vol.11 棒を持つ猿
猿にしたある実験について聞いたことがある。まずバナナを高い紐につるしておき、すぐ下の道端に長い棒を横たえておく。すると猿は長い棒を使ってバナナを叩き落す。そしてバナナを食べ終わると棒を捨てて歩き去る。猿は目の前のことにしか興味がない。一方で人間の場合、2本目のバナナがあればまた落とせるので棒を持ち続ける。実際の生活にも同じようなことが起きていて、人間は食糧やお金そして生活道具を蓄える。1本では足りずに何本もの棒を抱え込んでいる状態である。



