カラダにやさしいお店を訪ねて6

GAIA お茶の水店

GAIA 代々木上原店(東京都)

小売りは店舗販売とネット販売

卸は「ひとつから小さく卸します」をモットーに

GAIAお茶の水店・GAIA代々木上原店

(東京都千代田区・渋谷区)

「おいしい」「楽しい」「うれしい」をお届け

エコ雑貨、衣類で

街に根ざしたオーガニック食材や

GAIAは、現在も店舗のある東京・お茶の水に1992年創業。その後、2005年に代々木上原店を開店し、現在は食品の1号店と雑貨・衣類を扱う2号店の2店舗で営業。2010年にはネット販売部門を立ち上げ、2012年に神奈川県伊勢原市に商品倉庫を構えました。

店舗販売とネット販売での小売の他に、「ひとつから小さく卸します」をモットーに卸売も行っています。個人事業や小規模店舗で、オーガニック食材やエコ雑貨に興味はあるけどケース単位での購入が難しいというお客様にも、数多くご利用頂いています。

商品はオーサワジャパンを始め、様々なメーカーの商品1万点以上の取り扱いがあります。創業より生産者やメーカーと顔の見える関係を大切にしており、環境や人にやさしい・つくり手の心意気が伝わるストーリーがあるものなど、心のアンテナに響くような商品を取り扱うようにしています。

GAIA は、Green Alternativeinformation Antennaの略ですが、ロゴのAにある4本の点は、アンテナを表現したものです。

また、2019年から伊勢原倉庫では、土日限定で一般のお客様が倉庫内でお買い物を楽しめる「ひなたマルシェ」を毎週開催。2022年からは、スタッフが焙煎を行い販売する日向薬師珈琲焙煎所も営業開始。2024年からは伊勢原のマスコットをモチーフにしたクルリン焼きを土曜日限定で販売するなど、地域に根ざしたお店を目指しています。

さらに2020年には、お茶の水店と代々木上原店のスタッフがセレクトした店舗取り扱い商品がメインの「お店ネット」というネット販売サイトも開始。各店舗や地域の特色を生かしたお店づくりも行っています。このような対面販売やネット販売で感じているのは、オーガニックやエコ雑貨に興味や関心を持たれるお客様が増えていること。個人のお客様では若い世代が増えています。卸では保育施設・カフェ・リラクゼーションサロンなどが増えていますが、販売用商品だけではなく、施設内で使われる業務サイズ洗剤の注文も多く、食やエコへの関心の高さが伺えます。

そして、古くからリピートして下さるお客様が多いのもGAIAの特徴かと思います。創業当時から取り扱いのある商品もあり、安心感のある定番商品を大切に続けながらも、定番商品になりうる新しい商品を常に紹介しています。GAIAを店舗で知る都内のお客様、観光で来た際に倉庫のマルシェを知ったお客様、ネットショップから知る日本全国のお客様、様々いらっしゃいますが、どのお店・サイトにお越し頂いても、スローガンである「おいしい」「楽しい」「うれしい」をお届けできるよう、商品の魅力をお伝えし続けていきたいと思います。

(GAIA 赤塚健彦さん)