油を美味しく摂るレシピ
新鮮な恵みを、
いただきましょう。
伝統製法のえごま油は、生食で味わうのが効果的。
加熱料理には、熱に強いなたね油やごま油などを少量きちんと熱して使うのが最適です。
季節や体調に合わせて、適したかたちで油をおいしく利用しましょう。
ここでは春にぴったりの4つのレシピを紹介します!
材料(作りやすい分量)
玄米甘酒(なめらか)
50g
醤油
大さじ1
りんご酢
小さじ1
えごま油(生)
大さじ1
作り方
- ボウルに玄米甘酒、醤油、
りんご酢を入れよく混ぜる。 - 最後にえごま油を2回に分けて混ぜながら入れ、
トロリと乳化するまで混ぜ合わせる。
01
えごま油の
ドレッシング
02
なたね油と豆腐の
炒りたまご風
ごはん
memo
豆腐によって、なたね油のほのかな黄色がつきにくい場合があります。より黄色にしたい場合は、極少量のターメリックなどをつかっても華やかに仕上がりますよ。
材料(2人分)
木綿豆腐
100g(解凍し水分絞った後)
生姜
6g(みじん切り)
オーサワの中華だし
小さじ1
なたね油
大さじ1
塩
適量
こしょう
適量
玄米ご飯
320g
〈トッピング〉
小ねぎ
適量
いりごま
適量
のり
適量
作り方
【下準備】
木綿豆腐はパックに楊枝で何箇所か穴を開けて水を切り、パックごと冷凍庫で凍らせる。
【料理時】
- 豆腐は解凍した後、キッチンペーパー等でしっかり水分を切り、手で小さくちぎっておく。
- フライパンになたね油をひき、生姜を入れ、生姜にジュワジュワと火が入ったら、ちぎった凍らせ豆腐を入れ炒め、中華だし、塩こしょうで味を調えます。
- 炊いた玄米を器に盛り付けて2をのせ、小ねぎといりごまをトッピングしてできあがり。
材料(作りやすい分量)
玄米甘酒(なめらか)
200g
きな粉
大さじ2
白練りごま
小さじ2
無調整豆乳
大さじ2
塩
小さじ1/2
えごま油
小さじ2
作り方
- ボウルに玄米甘酒、きな粉、練りごま、塩を入れ良く混ぜてから無調整豆乳を入れ、さらによく混ぜ合わせる。
- 最後にえごま油を入れ、油の分離がなくなるまで綺麗に混ぜて合わせ、容器に入れて冷凍庫で冷やし固める。
03
えごま油でつくる
きなこのアイス
memo
えごま油は最後に入れてよく混ぜて下さい。アイスは、冷凍庫から出し少し柔らかくなってから器に盛り付けて下さい。
04
ひよこ豆の
なたねオイル漬け
memo
3日目位からいただけます。玉ねぎが入っているので冷蔵庫での保存をおすすめします。食べきった後のオイルは、捨てずに炒め物やマリネ液等にしていただいて下さいね!
また蒸し人参などと和えていただくのもおすすめです!
材料(作りやすい分量)
ひよこ豆の水煮
100g
玉ねぎ
30g(薄い回し切り)
くるみ
20g
レーズン
20g
にんにく
1かけ
塩(具材混ぜ込み用)
小さじ2分の1
塩(玉ねぎの塩揉み用)
少々
ローリエ
1枚
唐辛子
1本
なたね油
具材がかぶる位の量
作り方
- くるみをフライパンで軽く煎り、粗めのみじん切りにし、レーズンも大きめのみじん切りにしておく。
- ひよこ豆の水煮は、サッと水洗いをしキッチンペーパーでしっかり水分をとる。玉ねぎは薄い回し切りにし、塩を少々振り塩揉みをして、水分を絞っておく。
- ボウルに、ひよこ豆、レーズン、くるみ、玉ねぎ、みじん切りしたにんにくを入れてから、分量の塩を入れ軽く混ぜ合わせる。
- 消毒した瓶に、混ぜ合わせた具材と、ローリエ、鷹の爪を入れ具材がしっかりかぶる位になたね油を静かに注ぎ入れる。
レシピ作成…大場セツ子(クッキングスクール リマ認定インストラクター)
撮影…内藤暁、大塚七恵、アイシーエム
一度使ったオイルも、濾し器で再利用!
伝統製法で搾った良質の油は、繰り返し使っても大丈夫。分厚いフィルターで不純物をきれいに濾して密閉できる油濾し器がベストです。あまり長く保存せずに、炒め物などに使いきってしまいましょう。
オーサワなたね油はこちら
オーサワのえごま油はこちら
ジャーナルの記事
陰陽のことわりを調理に生かす実践食養調理
第一回食養きんぴら
食材はその時季の新鮮なものを用いるのが基本です。
今回は「基本の食養きんぴら」なので、食べる人を想定して切り方、煮方、水や醤油の量を調整し、どう仕上げるかを考えて調理します。
memo
えごま油は、必ず最後に入れて下さい。お好みで生姜のすりおろし、玉ねぎのみじん切りを入れてもおいしいですよ。