ひじきのアレンジレシピ
古くから日本で食されており、「ひじきを食べると長生きする」といわれ、親しまれてきたひじき。
マクロビオティックでは体をととのえる食事(基本食)の常備菜に使う定番食材です。
材料(作りやすい量)
オーサワの長ひじき
25g
蓮根
100g
油
小さじ1/2
水
適量
醤油
大さじ2〜3
作り方
- 長ひじきは水で戻したら、2.5~3cmの長さに切る。
- 蓮根は縦四つ切にし、薄いいちょう切りにする。節の固い部分は薄く切る。
- 鍋に油を熱し蓮根を炒める。次に、ひじきを入れて炒め合わせる。材料がかぶる位の水を入れ、ゆっくり対流が起こる火加減で煮る。
- ひじきが柔らかくなったら、醤油大さじ2を入れ、煮汁がなくなるまで煮る。塩気を確認してから残りの醤油を絡め、火からおろして蒸らす。
01
ひじき蓮根
- 長ひじきはさっと洗って10倍の水に20分ほど浸して戻す。よくかき混ぜ、2-3回水洗いする。
- ザルにあげるときは、異物がないか確認しながら必ず手でつまみあげて移す。
- ザルのまま2-3回流し洗いかふり洗いをして、水気を切る。
ひじき蓮根のサラダ
ひじき蓮根130gにスライスした玉ねぎ100g、水菜40g、柑橘1/2個が目安。野菜は他にレタス、キャベツ、ルッコラ、春菊、白菜など。柑橘類ははっさく、甘夏、グレープフルーツなど季節のものでどうぞ。レモン汁小さじ2、梅酢小さじ1、オリーブオイル適量で調味し、味が薄い場合は塩で調整を。
02
ひじきと彩り野菜の
かき揚げ
memo
長ひじきは好みの量を加えてください。揚げ油に入れる際に穴杓子を使うと、余分な水溶き粉が落ちて衣が薄くなり、あっさり、カリッと揚がります。塩や大根おろしを添えて召し上がれ。
材料(5~6個)
オーサワの長ひじき
15g
【A】
水
100ml
醤油
小さじ1
かぼちゃ
100g
さつまいも
100g
地粉(または好みのもの)
適量
水
適量
揚げ油
適量
塩
適量
塩
1枚
作り方
- 長ひじきは水で戻し、3cmほどの長さに切る。
- 小鍋に【A】、1を入れて中火にかけ、沸いてきたら弱火にして煮る。汁気がなくなるまで煮つけたら火からおろし、粗熱を取る。
- かぼちゃ、さつまいもはそれぞれマッチ棒くらいの太さの細切りする。ボウルに入れて塩ひとつまみ(小さじ1/8くらい)をふって混ぜしばらくおき、水気がでてきたら、2を加えて、地粉(大さじ1.5~2くらい)を全体にまぶす。
- 別のボウルに、地粉:水を1:1.5くらいの割合で水溶き粉を作る。
- 鍋に揚げ油を2~3cmの高さになるように入れ、180度くらいに温める。3から1/5くらいの量を取って4に入れ、穴杓子でかき混ぜながら衣をまとわせてすくい上げ、揚げ油に静かに乗せるように入れる。
- 全体が薄いきつね色になり、カリッとするまで揚げる。よく油を切る。
材料(できあがり約300g分)
オーサワの長ひじき
20g
玉ねぎ
80g
水
300ml
にんにく
1-2かけ
エリンギ
30g
オリーブオイル
適量
水
2~3カップ
醤油
大さじ3
黒ねりごま
小さじ2
作り方
- 玉ねぎ、にんにく、エリンギはみじん切りに。長ひじきは水で戻す。
- 鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎ、にんにくを入れて炒め、全体が透き通ってきたら、長ひじきとエリンギを入れて軽く炒め合わせ、水を1カップ入れ、煮る。水分がなくなってきたら残りの水を足す。
- 長ひじきが柔らかくなったら醤油を回し入れ、軽く煮たら火を止め、蓋をして蒸らしておく。(ひじき煮のように、煮しめないこと)
- 粗熱が取れたらフードプロセッサーで撹拌し、ペースト状にする。黒ねりごまを入れて混ぜる。
03
イカスミ風
ひじきペースト
ひじきペース
memo
フードプロセッサーにかけるので、ひじきは水分がひたひたに残るように煮ましょう。そのままパスタに絡めたり、野菜にディップしたり、トーストに塗ったりと楽しめます。冷蔵庫で3ー5日、冷凍で1ヶ月くらい保存できます。
イカスミ風ひじきパスタ
フライパンに、オリーブオイル、鷹の爪、にんにくを入れて弱火にかけ、茹でて水気を切ったスパゲッティを入れ、軽く炒め合わせます。イカスミ風ひじきペースト、パスタの茹で汁少々を入れて混ぜ合わせ、塩で味をととのえ、ミニトマトと青じそをトッピングしたら完成。ショートパスタにもよく合います。
レシピ作成……大場セツ子(ひじき蓮根・ひじきペースト)[クッキングスクール リマ認定インストラクター]
鎌田紘実(かき揚げ)[クッキングスクール リマ専任講師]
レシピ撮影…内藤暁、勝野将之、ICM/オーサワジャパン企画部
オーサワのひじきを使ったレシピをもっと知りたい!という方は
オーサワジャパン公式サイトのレシピページをご覧ください。
ジャーナルの記事
食の10段階 チャレンジレシピ
第2回 6号食
マクロビオティックは、完全菜食の食事法だと勘違いされることが多い。そう言う私もしばらくの間、誤解して動物性を一切排除した食事を徹底的に続けた時期がある。また、そのような食事で体調を改善させた経験から、周囲の人にも同じような食事を勧めてしまうこともあった。「食の10段階」は、体質や体調、ライフスタイルにより、柔軟にマクロビオティックを取り入れる段階が提案されている。多様性の時代にあらためて、それぞれの段階の意義を考えたい。
Point
マクロビオティックの常備菜「ひじき蓮根」は、砂糖やみりん、酒を使わず、少しの油と醤油だけでつくります。そのときの季節やご自身の体調にあわせて、蓮根をこんにゃくなどに変えたり味付けや濃さをととのえてみてくださいね。